趣旨

九州芸文館は、地域とともに歩む芸術文化交流施設です。
『地域』の豊かな歴史や風土を通じて幸福を実感できる施設を目指します。
そのために、芸術文化、歴史や自然を通じて『地域』の新たな魅力を発見するとともに、
広域的な交流、さらにアジアや世界の多様な価値観との交流を図ることで、
新たな創造力や活力につながる「芸術文化交流拠点」として『地域』とともに歩み続けます。
そこで、「芸術文化」「体験」「交流」を三本の柱にした事業活動を進めてまいります。

当該事業は芸術文化事業であり、アートを通じて「筑後・九州・世界」を感じる事を目指します。
芸術文化拠点として、美しい自然環境と洗練された建築やアートの要素に囲まれた空間で、筑後地域や九州に
ゆかりの深いアーティストの作品とともに、国内外のすぐれたアートにも触れられる機会を提供します。

また、展覧会と連動して、さまざまな世代の人々が参加し、体験できるアートプログラムを展開することで、
日常的に芸術文化を楽しむきっかけをつくるとともに、芸術文化の教養や創造力の育成を図ります。
筑後地域の伝統工芸やアートを用いた地元発案型の企画事業を積極的に支援することで、
地元住民や芸術家たちの創作活動の場、発表の場を提供します。

募集内容

九州芸文館の設置目的を象徴するモニュメンタルな立体作品を募集します。
同館の所在地の歴史的背景、環境、特性を生かした作品を応募してください。
筑後地域の芸術文化振興と九州芸文館の未来を心豊かな社会につなぐ作品を期待しています。

募集期間

2018年11月28日(水)~1月8日(火)

トリエンナーレ概要

毎回1 つの部門を募集します。一度募集された部門は3 年後に再び募集されます。
出展者募集はHP エントリーフォームのみで募集し、審査員による審査で大賞他を決定し表彰します。
受賞者の中からアーティスト・イン・レジデンスへの派遣作家を選抜し、現地制作をしていただきます。

九州芸文館大賞

1名 賞状 副賞50万円

九州芸文館アーティスト・イン・レジデンス賞※1

1名 賞状 副賞30万円

入選

若干名 賞状のみ

※賞提供:ちくごJR 芸術の郷事業団、九州芸文館芸術文化拠点性発揮実行委員会

九州芸文館アーティスト・イン・レジデンス

※1 九州芸文館アーティスト・イン・レジデンス賞は
アーティスト・イン・レジデンス派遣作家として釡山で制作活動をしていただくものです。

期間:平成31年2月3日(日) ~ 2月24日(日) ※2月2日出発
場所:釡山文化財団 ホンティアートセンター
経費:賞金には制作に係るすべての費用、運搬費、旅費、滞在費( 宿泊無料) を含みます。
※参加をご希望される方は、エントリーフォームで「参加」を選択ください。

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出品規定

素材は自由 / 幅2m×奥行2m×高さ(台座を含む)2m以内に収まる大きさ / 総重量500㎏まで(台座含む)
※注意事項※
台座( 素材自由) 基礎打ち不可 / 天井、壁面使用、建築物への固定、芝生切除は不可
芝生広場内ペグ打ち可能場所に限りペグ打ち可 / 建築物への加工不可

審査料

1作品につき 5,000円 ※エントリーフォームに記載されている決済手順に沿ってお支払いください。
※一度納入した応募料は返還できません。

展示場所

九州芸文館敷地内 (福岡県筑後市大字津島1131)
【屋外】 芝生広場、中庭、およびその周辺 【屋内】 アネックス1A、B

応募資格

  • 性別、国籍、年齢、個人、グループ及びプロ、アマを問いません。
  • ただし、外国人の場合は作品の搬入、搬出、授賞式の間は、日本国内に滞在していることとします。
  • 出品は1人(1組)1点※作品は返却いたします。
  • 応募作品を指定日( 搬入1/15 ~ 1/21、搬出2/24 ~ 2/25) に自ら搬入出し、設置ができること。
    また、宅配の場合も制作者が受け渡しに立ち会い搬入出すること。
  • 作品は発表の有無を問いません。なお、既に発表された作品については
    展覧会名、入選、受賞等の詳細をご記入ください。
  • 作品素材は安全で破損しにくい素材とします。また、頻繁なメンテナンスの必要がないものに限ります。
  • 第三者の権利を侵害しないこと。
  • 政治、宗教活動及び営利活動を目的とせず、公序良俗に反していないこと。
  • 九州芸文館アーティスト・イン・レジデンス参加者は福岡県内で活動する
    概ね40歳未満の芸術家であることが必要です。
  • 九州芸文館アーティスト・イン・レジデンス賞受賞者は、
    釡山文化財団ホンティアートセンターでの現地制作が必要です。
    ※プレゼンシートに現地制作計画をご記入ください

スケジュール

今後のスケジュール
11月28日(水) ~ 1月8日(火) 募集期間 申込フォーム
1月12日(土) 1次審査 写真、プレゼンシート
1月15日(火) 入選発表・通知 ホームページにて発表
※出展者にはメールで通知
1月15日(火) ~ 1月21日(月) 搬入・飾り付け
※搬入時間 10時 ~ 20時
搬入・飾り付け・作品審査
1月22日(火) 2次審査 ホームページにて発表
※出展者にはメールで通知
1月24日(木) 賞の発表 ホームページにて発表
※出展者にはメールで通知
1月24日(木) 展覧会 開会 九州芸文館敷地内
2月2日(土) 船小屋トリエンナーレ2018 授賞式 九州芸文館内
2月24日(日) 展覧会 閉会
2月24日(日) ~ 25日(月) 搬出(作品返却)

※搬出時間 2月24日(日) 17時 ~ 20時
25日(月) 11時 ~ 17時

九州芸文館 アーティスト・イン・レジデンス賞 受賞者
2月2日(土) 賞受賞者 出発
2月3日(日) 到着、現地滞在制作
2月24日(日) 帰着
3月3日(日) アーティスト・イン・レジデンス成果報告会 (九州芸文館)
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留意事項

  • 応募に関する書類の作成・提出に係る費用については応募者でご負担ください。
  • 1 次審査で発表された入選者は実物作品を制作し、指定した場所に搬入・設置・搬出してください。
  • 設置場所は主催者が指定する場所とします。
  • 1 次審査で発表された入選者は予め主催者と搬入出日時、搬入出方法、人員体制、安全性等について
    充分に協議し、主催者立ち会いのもと、作者が行うものとします。
  • 搬入出・設置に関する費用は作者の負担となります。
  • 搬入出・設置における破損、事故について、主催者は一切の責任を負いません。
  • 授賞式は、作品設置後の2019年2月2日(土) を予定しています。
    受賞者、入選者は授賞式に必ず出席してください。
  • 受賞者、入選者と協議し、主催者によるイベントに参加していただく場合があります。
  • 完成した作品の著作権は、制作者に帰属します。入選及び受賞作品については、
    図録掲載及び広報宣伝のための写真等を使用する権利並びに作品の展示公開の権利、
    また、作品を使用した二次著作物(ポスター、関連グッズ等)を作成・販売する権利は、
    主催者に帰属するものとします。
  • 個人情報は、受付・管理・選考・各種連絡の目的以外には使用しませんが、受賞者、入選作品に
    ついては、作者の氏名、住所(都道府県まで)、年齢を公表することがあります。
  • 応募作品は第三者の著作権、知的財産権を侵害していないこととします。
  • 記載事項以外について取り決める必要が生じた場合は主催者の判断により決定します。
  • 作品の維持管理は、主催者が行います。作品は、諸般の事情により移設する場合があります。
  • 応募書類のうち九州芸文館 アーティスト・イン・レジデンス賞受賞作家は、完成予想図と制作意図を
    公開する場合があります。
  • 応募申込書及び作品図面、 アーティスト・イン・レジデンス制作プレゼンシートに
    記載された個人情報は、受付・選考・各種連絡の目的以外には使用しません。
    ただし受賞者発表時には、受賞者の住所・氏名(市区町村まで)・年齢を公表します。
  • 作品プレゼンテーションは九州芸文館のホームページ、各種メディアで公表する場合があります。
  • 当該事業の展覧会、 アーティスト・イン・レジデンス制作期間における制作者、作品に係るトラブル
    については一切の責任を負いません。
  • 九州芸文館アーティスト・イン・レジデンス受賞者には、
    渡航・作品制作・滞在補助費として30万円を事前にお渡しします。
  • 九州芸文館アーティスト・イン・レジデンス賞受賞作家の
    渡航・作品制作・滞在補助費が30万円を超えた場合、超えた費用は自己負担となります。
  • 九州芸文館アーティスト・イン・レジデンス受賞者は何らかの理由により現地制作が
    不能になった場合、また作品完成予想図と実物が著しく異なる場合は展示不能と判断し、
    入賞を取り消し、直ちに全額を返還していただきます。
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