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福岡県立美術館コレクション展 工芸のちくご―歴史と暮らしとものづくり

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筑後地域では、豊かな自然と人々の暮らしから多様な工芸品が育まれてきました。本展では、久留米絣や小石原焼などの筑後地域で作られた工芸品や、鹿児島寿蔵や豊田勝秋ら筑後地域ゆかりの作家の工芸作品を展示いたします。工芸品には暮らしの中での用途があります。使っていた人の姿や、自分が使っているところを想像することで、作品の新たな見方が生まれることでしょう。工芸と身近な暮らしをつなぐ手掛かりとして、展示室の一角には、独自の視点で収集した陶磁器や人形などを眺めたり、使ったり、壊れたものは新しい形に作り替えながら楽しんでいる筑後の彫刻家、新庄良博さんのコレクションを展示します。本展覧会では福岡県立美術館が所蔵する筑後ゆかりの工芸作品約40点と現代美術家の視点で選ばれた作品から、地域文化の一様相をご紹介するとともに、暮らしの中で工芸を楽しむ道しるべを提示いたします。

  • 会期:2023年4月22日(土)~5月21日(日)
  • 開場時間:10~17時(入場は16時30分まで)
  • 休館日:月曜日
  • 会場:九州芸文館 教室工房1・2
  • 観覧料:一般 210円(170円)
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※高校生以下、65歳以上の方、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方およびその介助者、教職員引率による高校生以下および引率者は無料
  • 主催:九州芸文館美術展実行委員会

 

出品作品


太田熊雄《白打掛飴釉大皿》1978年


鹿児島寿蔵《紙塑人形「卑弥呼」》1966年


豊田勝秋《遅日》1936年


筬島鑛一《髹漆盤「日輪」》1988年

二科十朗《タヒチ》1974年

 

参加作家

新庄良博

1951年福岡県筑後市生まれ、在住の彫刻家。大型の木彫作品を中心に発表する傍ら、日用品や玩具なども制作。現代作家の陶芸作品や古い陶磁器を蒐集するだけでなく、古びた郷土玩具や川で拾った陶片なども独自の視点で集め、生活の中に取り入れながら楽しんでいる。

関連イベント

新庄さんによるアーティスト・トーク

日々の暮らしの中で工芸品を楽しんでいる新庄良博さんから、本展出品のコレクションにまつわるエピソードや、暮らしの中で実践できる新庄さん流の工芸品の愛で方をお話しいただきます。

  • 話し手:新庄良博
  • 日時:4月29日(土) 14時~15時30分
  • 会場:展覧会場

参加無料(※ただし本展観覧券が必要です)/申込不要 

アクロス・ミュージアムコンサート

  • 出演:宇野健太(チェロ)、古賀美代子(ピアノ)
  • 日時:5月14日(日) 第1部 13時30分~14時、第2部 15時~15時30分
  • 会場:エントランス・ギャラリー
  • 主催:(公財)アクロス福岡、九州芸文館美術展実行委員会

参加無料/申込不要(※先着順)

学芸員によるギャラリートーク

学芸員が展覧会の見どころをお話しします。

  • 日時:5月7日(日)、5月20日(土)各日14時~(30分程度)
  • 会場:展覧会場

参加無料(※ただし本展観覧券が必要です)/申込不要 

 

※イベントの内容を変更する場合があります。

最新の情報は当ページもしくは九州芸文館美術展実行委員会の公式Webサイト、SNSをご確認ください。

九州芸文館美術展実行委員会 公式サイト・SNS