九州芸文館近くに昔からある船小屋鉱泉場、わき水が噴出していてこの上を飛ぶスズメがよく落ちていたことから「雀地獄」と呼ばれていましたが、効能が良いとわかり近隣住民が湯治客として訪れるようになり、船小屋温泉が始まったとされています。明治19年分析の結果含有量日本一の含鉄炭酸泉であることがわかり、その後日ロ戦争中、船小屋は陸軍の転地保養所に指定され、多くの療養者や家族も訪れ船小屋一帯は大盛況となります。 また多くの文人にも愛され夏目漱石も家族で訪れています。さらに昭和天皇、秩父宮殿下の訪問もありました。 こうして全国に船小屋の名を広めることとなりました。 九州芸文館では、当時の栄華が見て取れる貴重な写真や、資料を展示しご来館いただくお客さまにご覧いただきます。
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