ウェブ版 福岡県立美術館コレクション展 人間ドラマティック

 

ごあいさつ

このたび「ウェブ版 福岡県立美術館コレクション展 人間ドラマティック」を開催いたします。新型コロナウイルス感染症の感染とその拡大防止のため開催中止となった「福岡県立美術館コレクション展 人間ドラマティック」(4/18~5/17)について、展示予定だった作品の一部をお楽しみいただけます。

美術において「人」という主題は、古くから作家たちの関心を引きつけてきました。彼らは肉体や精神、そして社会など、あらゆる角度から人を見つめ、その本質に迫ろうとしてきました。人とは何であるか――この根源的な問いへの好奇心が、悠久の時の中で作家たちを「人」へ突き動かしてきたエネルギーでした。近現代の作品に焦点を絞っても、そのアプローチの多様性から、この主題が持つ無限の可能性を感じることができます。

また、作品の背後にある作家の存在も見逃すことはできません。彼らにも「人」として歩んだ物語があり、その生き様を知ることで作品のイメージが覆されるといったこともしばしば起こります。目で楽しむだけではなく、作品を取り巻くエピソードを紐解いていくことも、美術の醍醐味といえるでしょう。

このウェブ版では「人」をテーマに、福岡県立美術館が所蔵する作品をご紹介します。美術は人のかたちや社会のかたち、ときには人の根源的な欲求のかたちを私たちに示してくれるものです。人が形づくる様々なドラマに、作品を通じて迫ります。

最後になりましたが、このウェブ版の開催にあたり多大なご協力を賜りました関係各位に心から感謝申し上げます。

2020年5月
九州芸文館美術展実行委員会

 

 

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中村 琢二

《黄いろいうちは持つ婦人像》1943年

安永 良徳

《1956年作品第21》1956年

古賀 春江

《埋葬》1922年

 

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